<新しい横浜と歴史遺産を巡るコースです。>
①JR桜木町駅→ドックヤ-ドガ-デン→日本丸→汽車道プロムナ-ド→赤レンガ倉庫→象の鼻パ-ク→日本大通り→JR関内駅
☆ドックヤードガーデン
横浜ランドタワーの敷地内に「旧横浜船渠第2号ドック」が建物と一体的に復元されている。日本に現存する石造りドックとしては最古のもの。ドックヤードガーデンはイベント広場として賑わっている。国指定重要文化財。
☆日本丸
1930(昭和5)年に旧文部省(現文部科学省)の実習船として進水。現役54年間に183万kmを航海し延べ11,500人の生徒を育てた。「太平洋の白鳥」の名で呼ばれる。1985(昭和60)年ここに係留。
毎月1回29枚の帆を張る総帆展帆が行われる。
☆汽車道プロムナ-ド
1911(明治44)年に開通した臨港線の一部約500mの区間を整備して出来た遊歩道。1920(大正9)年からサンフランシスコ航路の出航日に限り東京駅から横浜港駅まで旅客列車の運行も行われたことがあった。鉄道開業当時に築造された石積みや鉄橋などの歴史的建造物も残されている。
☆赤レンガ倉庫
我が国の代表的なレンガ造りの建物。建設時の正式名称は横浜税関新港埠頭倉庫。1号倉庫は1913(大正2)年、2号倉庫は1911(明治44)年に建てられ、当時の技術の粋を尽くした防火壁、防火床、鉄骨柱の構造が見られる。倉庫の機能は1985(平成元)年に終え、2002(平成14)年以降、1号館は文化施設、2号館は商業施設として賑わっている。
☆象の鼻パ-ク
横浜の港はここ象の鼻地区から始まった。この場所は税関倉庫跡として、長い間放置されていたが、開港150周年となる2009(平成21)年に整備して開園した。園内には緑地地帯、テラスハウスなどの施設が有る。
☆横浜公園
在留外国人の生活環境を求めた条約に基づき、英国人技師リチャード・ブラントン設計で1876(明治9)年完成。当時、外国人と日本人が共同で使用することから「彼我公園」と呼ばれた。春には16万株のチューリップが咲く。
②みなとみらい線 みなとみらい駅→ドックヤ-ドガ-デン→カップヌードルミュ-ジアムパ-ク→JICA横浜国際センタ→赤レンガ倉庫→象の鼻パ-ク→みなとみらい線 日本大通り駅
☆カップヌードルミュ-ジアムパーク
明治政府により第一期工事が始まり、大正初めに東洋初の接岸式埠頭として整備された新港地区。港に設置されたクレ-ン第1号のハンマークレ-ンも遠望できる。
☆JICA横浜国際センタ-
日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う機関として、開発途上国への国際協力を行っている。海外移住資料館が併設されている。かつて多くの移民が横浜港から旅立った。